阪神タイガース藤浪投手への期待と心配とモヤモヤ感

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この時期は野球浸けの日々を過ごしています。
プロ野球が好きで、ご贔屓球団は一応、阪神タイガース。今年は優勝争い、CS進出をかけての戦いに参加できているので、まだまだ楽しめそうです。

でも、少し気になっていることがある。
今日、先発予定の藤浪晋太郎投手のこと。先週の巨人戦に先発した試合を見てから、ずっと気になっている。

高校生時代には甲子園での春夏連覇、ドラフト１位入団、プロに入っても３年連続２桁勝利など、常に野球のエリート街道のど真ん中を歩んでいたと思う。阪神が交渉権を引き当てた時は、古い話になるけれど、巨人の松井秀樹選手が巨人に入団した時と同じくらいの衝撃だった。あの時、阪神ファンはとても悔しい思いをしたのだけれど(笑)
個人的には、遂に阪神にもこんな凄い選手が入るのかー！？とわくわくしたし、不思議な気持ちだった。藤浪投手の入団は多くの阪神ファンが喜んだし、わくわくしたと思う。そして、プロ入りからずっとそのファンの期待にこたえてくれていた。日本代表として、侍JAPANのメンバーにも選ばれた。

昨シーズンから制球難に陥り、勝てなくなった。もともと球数も多くて、制球の良いタイプではなかったし、寧ろそれが、藤浪投手の良さでもあったと思う。フォームの変更など原因は色々と言われているけれど、専門的なことは私には分からない。シーズン前には侍JAPANとして中国戦での登板でもデットボールをあたえて不安定だった。シーズン入ってからのヤクルト戦では藤浪投手が投げたデットボールが原因で、乱闘まで起きてしまった。その後もさらに危険な抜け球が多くなって遂には二軍落ち、成績不振での二軍落ちはプロへ入ってから初めての事だったらしい。結局、交流戦も投げられず、２ヶ月ほど二軍生活。そして、８月１６日の復帰戦では投手の大瀬良選手にまでデットボールを与えてしまい、さらには菊池選手にもデットボール、結果４回３分の２与四死球７で負け投手となって、登録抹消。
巨人戦はその後の復活(？)をかけた試合だった。

結果は、６回３分の１、３失点、９奪三振、４四死球

数字だけ見れば、そんなに悪くはないのかもしれない。外一辺倒だったけれど、前半は良いストレートもあったし、これは復活か！？と思いたくなるような投球だったと思う。５回までは。やっぱり当ててしまってる。やっぱり右バッター。当てた球は変化球のすっぽ抜け、背中にいってしまったので、避けきることは出来ないにしても、あの村田選手なら上手くダメージを最小限によけていたはず。阪神ファンとしては申し訳ないので、そう思いたい部分も少なからずあるが…
よくあるといえば、よくあるデットボールのような気もするし、デットボールは良くないが、普通の投手なら問題にはならないと思う。でも藤浪投手は当ててしまった後、微妙におかしくなってしまった。キャッチャーの敬遠ぎみに外に構えているところに投げられず、ど真ん中へ。キャッチャーが取れないのにストライクとか初めて見たかもしれない。記録もワイルドピッチではなくパスボール（キャッチャーのエラーになる）結局そこで交代、後続のピッチャーも打たれて自責点３で敗戦投手。

阪神サイドの評価としては良好のようで、今日の大事な試合で、先発予定…
エースのメッセンジャー投手が怪我で離脱してしまった状況で、５回３失点の先発ピッチャーは合格にしなければ、投げるピッチャーがいなくなってしまうけれど。

でも、藤浪投手に対する風当たりは他球団やファンからも厳しいような気がしている。彼が投げるストレートはMAX160㎞そんなボールを体に当てられたら(頭付近)怪我をしない方が不思議かもしれない。彼の投げたデッドボールで骨折した選手もいる。本人は否定しているみたいだけど、イップスとも噂されていて、藤浪晋太郎と検索すると、次のキーワードにイップスが出てきたりする。本人も否定してるし、イップスなんて、よく調べないで、報道や外野の素人が簡単に言うのには、疑問に思うけれど。

デッドボールは選手生命にも関わる。投げてみなければ分からない。そんな投手を登板する。他球団選手、ファンにとっては、たまったものではない。藤浪投手に対しての厳しい意見は当然なのかもしれないし、もし次、当ててしまって相手選手に怪我でもさせてしまったら、藤浪投手も壊れてしまうかもしれない…プロ野球選手が投げろと言われれば、よっぽどのことがない限り自分から投げれないとはならないだろうし、非難する相手は、藤浪投手なのか？この状況で本当に投げさせて良いものだろうか？それが、私のモヤモヤ感の原因。

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